2018年2月14日水曜日

太陽光パネルの洗浄とコーティング

太陽光パネルは『お手入れ不要』ではありません。
「太陽光パネルの汚れは、雨で流れ落ちるので設置後のお手入れは必要なし」
として当たり前のように販売されていました。
確かに製品は汚れはつきにくく、流れ易いように設計されています。
しかし、雨で落ちなかった汚れは、少しずつ蓄積されます。
その結果、本来の力を発揮できず発電効率 を低下させ、
部品破損や故障の原因にもつながります。

落葉や鳥の糞などが太陽光発電パネルの表面に付着することで影ができます。
抵抗体となってしまった「影」の 部分は、電気が通る時に熱を発生させ
パネルの一部である「セル」の破損原因となってしまうリスクがあるのです。
これは「ホットスポット現象」と呼ばれています。

 「太陽光パネルはメンテナンスフリー」ではありません。
汚れの問題だけではなく、どんな物でも時間の経過とともに劣化します。
その劣化を少しでも食い止め、長期間、最高の状態で発電するために、
太陽光パネルの洗浄・コーティングをおすすめします。

昨年、ソーラーシェアリングの生みの親である長島彬さんの実証試験場で
洗浄とコーティング作業をおこないました。




畑の土ぼこりの影響でしょうか?
かなり汚れていました。

作業風景

洗浄作業後にコーティングに入ります。
車にワックスをかける感じです。
簡単な仕事のように見えますが注意点が多々あります。
専門の講習を受けて作業をしています。


入念に拭き上げて完了です。
ピッカピカ!

0 件のコメント:

コメントを投稿